痩せるために気にすべき数字は、カロリーよりもGI値!

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ダイエットをしている時、気になる数字は何でしょうか?食べる物のカロリーは気にしても、GI値を気にする人はあまりいないのではないでしょうか。実は、痩せるために気にすべき数字は、カロリーよりもGI値と言っても過言ではないのです!

■知っていますか?GI値

GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを数値化したもの。ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的に表します。精製されていない物のほうが食物繊維やミネラルが残っているため数値が低くなります。例えば、白米が81なのに対して玄米は55というように同じお米でもGI値は大幅に異なります。GI値が低い食べ物ほど体にゆっくり吸収されるので腹持ちがよく、ダイエットにも最適です。

■血糖値の急上昇が肥満の大きな原因だった!

GI値が高い食べ物を摂ると、それだけ血糖値が上昇するスピードが早くなります。すると、インシュリンというホルモンが大量に分泌され、各細胞にエネルギーとして糖を送り込み血糖値を下げようとします。そして、この時に余った糖が脂肪細胞に運ばれ、肥満の大きな原因となってしまうのです!太らないためには、「血糖値を急上昇させないこと」が必要です。

■やっぱりベジタブルファースト!

血糖値を急上昇させないためには、GI値の低い食品だけを食べればいいと思うかもしれませんが、それでは栄養が偏ってしまいます。GI値の低い食品を上手に取り入れつつ、栄養は糖質も含めてバランスよく摂ることが大切。脳のエネルギーとなるのは糖質だけです。糖質を極端に制限し過ぎると頭が働かなくなり、思考能力が低下してしまうなどの弊害が起きます。

では、どうすれば血糖値の急上昇を抑えられるか?それはやっぱりベジタブルファースト!GI値が低く食物繊維豊富な野菜を食事の最初に摂っておくことで、後から食べる糖質の吸収を抑えて血糖値の上昇を緩やかにします。ただ、じゃがいもなどGI値の高い野菜もあるのでご注意を。

■食事回数が多いほうが太りにくい

長い空腹状態の後に食事をすることも、血糖値を急上昇させる原因になります。食事と食事の時間は空け過ぎず、小まめに摂ることが太りにくい食生活のコツです。実は筆者、妊娠中に妊娠糖尿病と診断されて医者から1日5回の食事を指導されたのです。その指導のおかげで血糖値は下がり、出産後に本当の糖尿病に進行することもありませんでした。今でも1日に5~6回ちょこちょこ食べる食生活を続けていて、妊娠前よりも体重を落とすことに成功!もちろん、3回分の食事を5回に分けて摂るのが前提ですので、くれぐれも5回ともガッツリ食べないように!

ダイエット成功の秘訣は、カロリーよりも血糖値を意識した食生活。お仕事をされていて食事の回数を増やせない方は、朝食は抜かずにたっぷりの野菜と果物を食べるだけでも違ってきます。コンビニでも低GIのクッキーなどが買えますので、おやつに利用してみても。

 

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この記事を書いた人

飯塚 美香記事一覧
有限会社アイアール代表取締役。美容コミュニティサイト「キレイナビ」やエステ予約サイト「美得」を運営する他、長年のインターネットと美容の知識を生かし、主にWEB上でライターとしても活躍。ポータルサイトでの美容コラム執筆、美容関連サイトの監修やECショップのメールマガジン作成など担当する。また、インターネットに留まらず全国各地で美容イベントを開催。美容薬学や薬膳マイスターの資格を生かし、外側だけでなく体の中からの健康的な美しさを追求する。個々の悩みに応じたレシピを作成するヘルシーレシピ研究家としても活動。体調に合わせたレシピを作成し講習会で発表している。

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