【漢方美容連載】春は自律神経を崩しやすい!?トラブル回避法

この記事は約 1 25 秒で読めます。

春は季節の変わり目であり、新生活・新年度がはじまる節目。気候や環境の変化によって身体にトラブルが起こりやすい季節でもあります。

今回は、春に起こりやすい不調とその対策・ケア方法をご紹介します。

春に起こりやすいトラブルとは?

漢方の五行説では、春は「風邪(ふうじゃ)」によってトラブルが起こると考えます。

春一番という言葉があるように、春にはよく風が吹きます。風によって起こるトラブルを五行説で「風邪(ふうじゃ)」と言います。

風が身体の上部に舞ってくるように、風邪のトラブルは身体の上のほうに現れます。頭痛やくしゃみ、目のかゆみ、鼻水などのトラブルを起こしやすくなります。

また、春は細菌やウィルスの活動も盛んになり、解毒の役割を担う「肝」の負担が大きくなります。

肝の働きが活発になると、肝と関係の深い自律神経のバランスが乱れ、イライラしたり不安を感じたり、情緒不安定になりがちです。

春は、身体の上部に現れる不調と自律神経の乱れに注意が必要です。

漢方でケア!春の養生の基本

<陽気を身体に取り込む>

春は1年のはじまりの季節であり、冬のあいだ表に出なかった作物が芽をだし、動物が活動をはじめ、太陽が長く顔を出すようになります。

春は生命力に溢れ陽の気が満ちている季節です。しっかりと寝て早起きをして、朝、日差しを浴びて活動的に生活することで、身体に陽の気が取り込まれ、風邪が身体に入り込むのを防ぎます。

目覚めよく起きるには、質のよい睡眠が大切です。睡眠中に体は日中の疲れを修復します。けれど、眠りが浅いと疲れをとることができません。

眠りを深くするためには、寝る前にリラックス効果のあるホットミルクを飲むのもおすすめ。牛乳には、気持ちをリラックスさせる効果があるトリプトファンやビタミンB群が豊富に含まれています。

また、眠気を誘うアミノ酸の一種であるグリシンが配合されているサプリメントスムーズナイトを寝る前に飲むのもおすすめです。

<春はゆっくり迎える>

気温の変化が激しい季節の変わり目に体調を崩しやすいという方は多いと思います。

3月下旬ごろになると春服を楽しみたくなりますが、急に薄着になると身体が冷えて不調の原因になります。ストールなど、調節できる小物を携帯するようにしましょう。

春のおすすめの薬膳食材

<気の巡りをよくする香味野菜>

肝が活発に働くことによって、イライラやストレスを感じやすい春は、気血水の「気」が滞りやすくなります。

ネギや春菊、セロリなどの香味野菜を摂り、気の巡りをよくしましょう。

<消化・吸収をたすける甘みのある春野菜>

肝が活発に働くことによって、五臓の「脾」に負担がかかります。(これを漢方では相克関係と言います。)

脾は消化・吸収の働きに大きく関わるため、胃に負担がかかりやすくなってしまいます。キャベツやかぶ、ゆり根などの甘みのある春野菜で消化・吸収をたすけてあげましょう。

自立神経を崩しやすい春。漢方の考えを取り入れて、春を楽しんでくださいね。

参考)
『女性のための漢方生活レッスン』 主婦の友社
『漢方の基本講座』成美堂出版
『薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』西東社

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします


この記事を書いた人

小熊歩果
小熊歩果記事一覧
化粧品メーカー勤務。漢方養生指導士。学生時代の肌トラブルの経験から、ナチュラルビューティーに興味をもち、漢方、メディカルハーブ、フラワーエッセンスなど、様々なナチュラルセラピーを学ぶ。ブログにて、ずぼら女子でも簡単に取り入れられる“プチナチュラルビューティーライフ”を発信中。

「ビュートピ メルマガ会員」ご登録キャンペーン!

ビュートピメールマガジン発行準備中!
初回ご登録時には、正しいスキンケアの方法や美肌レシピなどをまとめたアドバイスブックを全員にプレゼント!
ご登録は無料です。是非ご登録ください!