【漢方美容連載】漢方で肌荒れを改善!美肌のための養生法

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春は季節の変わり目で気温の変化が激しかったり、花粉などのアレルギーや新生活による精神的なストレスなど、お肌がとてもゆらぎやすい季節です。

今回は、肌荒れの原因と美肌づくりの秘訣を漢方的視点からご紹介いたします。

肌荒れはなぜ起こる?

漢方では、身体は気・血・水の不足もしくは滞りによって不調が起こると考えます。
(詳しくは「知っているようで知らなかった!そもそも漢方って、なに?」)

肌荒れは、“気”または“血”の巡りが滞ることで起こります。

身体に老廃物が溜まったり、熱をもつことで肌から毒素を代謝しようとすることによって、肌荒れとして現れます。

気が滞っている(気滞)タイプ

強いストレスを感じたり、緊張した状態が続くことで、「気」の巡りが悪くなり肌トラブルが起きるタイプです。

フェイスラインにトラブルが出やすく、かゆみを伴ったり、治ったと思ったら同じところに出てしまうことが多いのも特徴です。

血が滞っている(瘀血)タイプ

身体の冷えや血がドロドロとしていることから「血」の巡りが悪くなり肌トラブルが起きるタイプです。

ニキビが大きく赤みがあり化膿している、月経周期に起こることが多いのも特徴です。

血が不足している(血虚)タイプ

食生活の乱れや疲労から栄養が肌まで届かず「血」が不足していることで肌トラブルが起きるタイプです。

肌や髪がカサついていてツヤがなく爪が割れやすいなど、全体的に乾燥しているのが特徴です。

肌荒れ養生の基本

肌荒れのタイプに関わらず、美肌の基本となる以下のことを意識して養生を日常の習慣にしましょう!

①身体を温めて血の巡りをよくすること

冷えは血の巡りを滞らせるだけでなく、様々な不調の原因となります。ゆっくりと湯船に浸かって入浴しお風呂あがりにストレッチをするだけで、身体は温まり血行を促します。

②質のよい睡眠をとって気の巡りをよくすること

1日の終わりにしっかり身体を休めることで、日中のストレスや疲れからくる自律神経の乱れや気の滞りをリセットし、気持ちのよい朝を迎えましょう。

③気・血の巡りをよくする食材や血を補う食材を摂り入れること

しょうがやニンニク、ねぎなどの辛味野菜は、気・血の巡りをよくし身体を温めてくれ、ます。お味噌汁やサラダにかけるドレッシングなど、いつもの食事に辛味野菜をプラスしましょう。

食べてキレイになる!美肌のための食養生

食べるものは、肌に大きな影響を与えます。身体の巡りをよくし、老廃物や熱を取り去る食材や血を補う食材がおすすめです。

・はと麦

漢方では“ヨクイニン”と言われる、はと麦の皮をのぞいた生薬があります。ヨクイニンは、余分な水分を排出し、皮膚の化膿を乗り除く効果があると言われています。

同じく美肌食材である小豆と一緒にお粥でいただいたり、はと麦茶がお薦めです。※排出効果のある生薬のため、妊婦さんは控えてください。

・黒豆

黒豆は血の巡りと水分代謝を促してくれます。

また、黒い食材は腎に働きかけてくれ、抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富なのでアンチエイジング食材でもあります。手軽にとれる黒豆茶などもお薦めです。

・納豆

納豆には、血行を促して冷えを改善する作用があると言われています。納豆菌の効果で便通の改善にも効果があります。

夜に納豆を食べることで、夜に滞りがちな血の巡りをよくします。

・きくらげ

きくらげは薬膳では血を健康にする作用をもつと言われており、血の補い巡りを良くしてくれる効果があります。

また、ゼラチン質が粘膜の働きを高めて胃腸を丈夫にしたり、美肌に効果があると言われています。

普段に少しだけ漢方の要素を取り入れて、春の肌がゆらぎやすい季節を乗り越えてくださいね!

参考)
『女性のための漢方生活レッスン』 主婦の友社
『漢方の基本講座』成美堂出版
『薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』西東社
『薬膳・漢方の食材帳』実業之日本社

 

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この記事を書いた人

小熊歩果
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化粧品メーカー勤務。漢方養生指導士。学生時代の肌トラブルの経験から、ナチュラルビューティーに興味をもち、漢方、メディカルハーブ、フラワーエッセンスなど、様々なナチュラルセラピーを学ぶ。ブログにて、ずぼら女子でも簡単に取り入れられる“プチナチュラルビューティーライフ”を発信中。

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