【漢方美容連載】抜け毛に白髪、傷んだ髪の毛を体の内側からケアする方法

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抜け毛や白髪、パサつきや傷みなど、 髪の毛のトラブルは性別・年代を問わず訪れます。傷んでいる髪の毛は、だらしない印象のほか、老けて見えるので、いつまでもサラサラ、つやつやの髪の毛を維持したいですよね。

今回は漢方的な視点から美髪を作る秘訣をご紹介いたします。

髪の毛のトラブルが起こる原因とは?

漢方では髪に大きく関わる2つの考え方があります。

一つ目は気血水のうち血。「髪は血余」と言われ、血が髪を作ると考えられています。

血は全身に栄養を供給する役割を担っているので、血が不足していると髪への栄養供給は後回しになり髪の毛のトラブルにつながります。

不規則な食生活で栄養が偏っていたり、ストレスや冷えから血が滞っていたりすることで髪の毛のトラブルは起こります。

二つ目は五臓のうち腎。「髪は腎の華」と言われ、腎の働きが弱まっているとトラブルが髪に現れると考えられています。

腎は生命活動の基本となる精気を蓄えているので、老化やエネルギー不足によって腎のはたらきが弱まることで毛髪トラブルは起こります。

漢方で診る!髪の毛のトラブルのタイプ

<血虚タイプ>

血の不足、栄養不足から毛髪トラブルが起きるタイプ。

髪にコシがなくパサつきやすい状態です。抜け毛も起こります。肌も血色がなくパサつきがちです。五臓では、血を蓄える役割のある肝をケアすることが大切です。

<腎虚タイプ>

老化やエネルギー不足から毛髪トラブルが起きるタイプ。

抜け毛や薄毛、白髪になりやすい状態です。精気を司る腎をケアすることが大切です。

<湿熱タイプ>

身体に余分な湿気と熱がこもり毛髪トラブルが起きるタイプ。

頭皮に皮脂がたまりベタつきやすい状態です。気血水の水の巡りをすること、腎の働きが弱まることでも水分代謝が悪くなり頭皮トラブルにつながりますので腎をケアすることが大切です。

美髪のための食事に摂りいれたい薬膳食材

美髪には、日々の食事を意識することも大切です。髪の毛で悩んでいたら、積極的に食事に摂りいれてくださいね。

・黒豆

五行説にならうと、腎には黒い色の食材が良いとされています。

黒豆は腎に帰経し、血の巡りと水分代謝を良くします。滋養強壮の食材としても用いられ、エイジングケア効果の高さでも有名です。

・黒ごま

黒ごまは、肝と腎に帰経し、血を補う効果があります。

黒豆と同様に滋養強壮の食材としても用いられ、エイジングケア効果があります。一方で白ごまは肺に帰経し、体を潤す作用があります。

・黒砂糖

黒砂糖は肝に帰経し、産後の体力回復や不正出血のケアに用いられてきた食材です。

黒砂糖は、血行を良くし、血を補ってくれます。一方で白砂糖は、脾と肺に帰経し、気を補って体に潤いを与える作用があります。

・クコの実

クコの実は、肝と腎に帰経し、血を補います。

クコの実は、滋養強壮の食材としても用いられています。お粥や杏仁豆腐のトッピングとしてはもちろん、おやつとしてそのまま食べても優しい甘さで美味しくいただけます。

・牡蠣

牡蠣は肝と腎の両方に帰経し血を補います。

精神を安定させると言われています。鉄分が豊富で、貧血の人にもおすすめです。

髪の毛のケアには、食事以外にも、良質な睡眠と頭皮の健康(清潔に保つこと)が必要不可欠です。規則正しい生活、日々のシャンプーとあわせてケアして、美髪を目指しましょうね。

参考)
『女性のための漢方生活レッスン』 主婦の友社
『漢方の基本講座』成美堂出版
『薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』西東社
『薬膳・漢方の食材帳』実業之日本社

 

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この記事を書いた人

小熊歩果
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化粧品メーカー勤務。漢方養生指導士。学生時代の肌トラブルの経験から、ナチュラルビューティーに興味をもち、漢方、メディカルハーブ、フラワーエッセンスなど、様々なナチュラルセラピーを学ぶ。ブログにて、ずぼら女子でも簡単に取り入れられる“プチナチュラルビューティーライフ”を発信中。

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