毛穴をなくすハイライトカラーの選び方とテクニック

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ベースメイクの要となる“ハイライトカラー”ですが、

「なんとなくいれている」
「入れてはいるけど、あまり効果が分からない」
「やってみたいけど、やり方がわからない」

多くの女性が、意外と使い方やハイライトカラーの効果を知らないことが多いようです。

ハイライトカラーは、肌の明るさや高さ、立体感を表現するために使いますが、カラーの選び方や入れる位置によって、毛穴を隠すこともできます。

今回は毛穴をなくすハイライトカラーの選び方や使い方のテクニックについてご紹介します。

ハイライトカラーの目的はなに?

顔の中で、明るさ・高さ・立体感がほしい部分に入れるアイテムがハイライトカラーになります。とくに欧米人に比べて顔の構造が平面なわたしたちアジア人にとって、顔のメリハリはとてもほしい要素になります。

主に入れる位置としては、

  • 明るさ
    →上まぶた、目の下の三角ゾーン、上まぶたから目の下にかけてのCゾーン、口角のくすみなど
  • 高さ&立体感
    →頬骨、Tゾーン、おとがい(=あご先の出っ張った骨)など

※Tゾーンは鼻先まで入れると、「高さ」よりも「長さ」が強調されますので、途中軟骨部分までに入れることをおすすめします。

さらに、アイシャドウ~チーク~口もとにかけて、つながるようにハイライトカラーを入れることで、統一感のあるメイクに仕上げることができます。

目の下のCゾーンなどは、きちんと目のきわまでハイライト入れることで、夕方になってもくすみ知らずの、生き生きとした表情を保ってくれます。ぜひ、自分で認識できる発色具合までハイライトを入れてみてください。

ハイライトカラーの選び方

ハイライトで代表的なカラーは、ホワイトやアイボリーなどの、肌を明るく、前に突出して見せてくれるカラーになります。

その他、肌の透明感をアップさせたい場合は淡いピンクやラベンダーを選ぶのがおすすめ。いずれも、肌をワントーン明るく見せてくれるカラーが理想です。

代表的なハイライトカラー:ホワイトやアイボリー
肌の透明感をアップさせたい:淡いピンクやラベンダー

マット?パール?ハイライトの質感の選び方

さてここから、毛穴をなくすためのハイライトテクニックをご紹介したいと思います。実は、毛穴を隠すためのハイライトはカラーよりも質感が重要になります。

一般的なハイライトカラーの質感は、マットタイプ、パールタイプ、ラメタイプの3種類があります。

最近は、肌にツヤを与えるパールタイプ、肌にキラキラ感を添えるラメタイプのハイライトカラーが主流となり、肌に華やかさがでてとてもキレイです。しかし、これらのタイプは使い方によっては、気になる毛穴を悪目立ちさせてしまうことがあるので注意が必要です。

ラメタイプのハイライトカラーの注意点

ハイライトカラーのラメが毛穴に入り込み、より毛穴を強調させてしまいます。

大人の女性の悩みに多い“たるみ毛穴”は悪目立ちさせてしまうことも。品良く落ち着いた雰囲気に仕上げたい場合は、ラメタイプのハイライトカラーは避けるのが無難でしょう。

パールタイプのハイライトカラーの注意点

パールタイプのハイライトカラーで注意したいのが、パールの粒子の大きさ。粒子が大きいと、毛穴だけではなく、小じわや肌のくすみも目立たせてしまいます。

パールタイプのハイライトを選ぶときは、パールの粒子が細かいものを選ぶようにしてください。

毛穴をなくすには、マットタイプがおすすめ!

ラメタイプやパールタイプのハイライトカラーが主流になっていますが、陶器のように凸凹なくツルッとして、透明感あふれる肌に仕上げてくれるのはマットタイプのハイライトカラーになります。

マットタイプのハイライトカラーは、明るさや立体感を実現するばかりではなく、とても肌なじみが良く、毛穴も目立たせることがありません。マットタイプを使うことで、肌がきれいになったと感じることもあります。

とはいえ、肌にツヤがほしいといった場合は、毛穴の少ないCゾーンや鎖骨ふきんはパールタイプでツヤ感を表現し、目の下の三角ゾーン下の毛穴部分にはマットタイプを使うといったように、使い分けることがおすすめです。

そして、適材適所に合ったメイクブラシを使うことで、より効果的に仕上げることができます。

毛穴をなくすハイライトテクニック
・毛穴の少ないCゾーンや鎖骨付近はパールタイプを
・毛穴が多い目の下部分にはマットタイプを
・メイクブラシも使う部分に合ったものを
ハイライトカラーも使い分けることが重要!

プチプラでも優秀!おすすめのハイライトカラー

はじめてメイクにハイライトカラーを取り入れるとき、「高額な価格帯のものは不安がある…」と感じる方も多いかと思います。

最近では、プチプラアイテムでも優秀なものがたくさん発売されているので、まずはプチプラから取り入れてみて使い方に慣れてみるのもいいかと思います。

セザンヌ フェース コントロールカラー

おわりに

毛穴を目立たなくするメイク下地やファンデーションなど、たくさんのメイクアイテムがありますが、ハイライトカラーの質感は意外と盲点。マットタイプのハイライトカラーは、毛穴の開きが気になる方にまさにおすすめです。

流行のアイテムも取り入れつつ、自分の肌をより美しくみせるテクニックを身につけること、そして必要なアイテムを自分で選び活用する「目」を、しっかりと養ってくださいね。

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山田 麻衣子

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【メイク講師、美容のプロを育てる専門家】京都にてメイクスクール『Make-up Atelier Ma*Vie(マヴィ)』を経営。「100人女性がいれば、10...

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