夏の終わりに気になる「毛穴開き」・・・美肌を取り戻すケア方法

この記事は約 533 秒で読めます。

夏の終わりに急増する肌トラブルが毛穴開き。普段は気にならない方でも、この時期だけは、これらの悩みを感じる方も多いのではないでしょうか。

通常のスキンケアにお手入れに加えて、この時期特有の毛穴開きにの対処方法についてご紹介したいと思います。

なぜ夏は毛穴が目立つの?

そもそも冬場よりも夏場のほうが、なぜ毛穴が気になりやすいのでしょうか。

夏は皮脂の分泌量がアップ…!

皮脂を分泌する「皮脂腺」は、必ず毛穴に付随します。気温や湿度が高くなりだす春から夏にかけて、皮脂腺の働きは活発になり、どんな方でも皮脂の分泌量が増えます。

つまり、皮脂の分泌が盛んになると、毛穴はつねに開いている状態なので、冬場より夏場のほうが毛穴が目立ちやすくなるんです。もともとあった毛穴でも、開いた状態にずっとなっているので夏場は、毛穴開きがいつも以上に気になります。

紫外線の影響で毛穴がたるんで開く

紫外線にはたるみやシワを引き起こす「紫外線A波」というものが存在します。この紫外線A波は、肌の真皮層まで降り注ぎ、ハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンなどに影響を与えます。

ですから、紫外線の影響が強くなる夏場は、とくに頬付近の毛穴がたるみ、涙型に広がる「たるみ毛穴」が目立ちやすくなります。紫外線も夏場に毛穴が目立つ大きな要因となっています。

黒ずみや詰まり毛穴も夏場に起こりやすい!

紫外線を浴びることで、肌は自分自身を守ろうと角質が分厚くなります。これが、肌のゴワつきの原因になります。

また、夏場に多く分泌される皮脂とそれらの角質が混ざり合って角栓を作り出します。これが開いた毛穴に詰まってしまい、Tゾーンや鼻まわりなどの毛穴の黒ずみや詰まり毛穴として目立ってしまいます。

では、夏場に気になる毛穴開きは、どのようなケアを行えばいいのでしょうか。

まずはピーリングで角質ケアを

まずは肌のゴワつきを取り去って、肌を柔らかくします。そうすることで、化粧品の有効成分を浸透しやすい状態をつくります。そこで登場するのが「ピーリング」です。

エテュセ ピーリングミルクN 除去ミルク ノンアルコール・弱酸性 125ml

新品価格
¥1,404から
(2019/8/23 11:26時点)

最近では、市販で肌に優しいピーリング剤が販売されています。それらを活用して肌のゴワつきを改善する角質ケアを行ってください。頻度は各製品の使用方法によって異なりますが、最低でも脂性肌~普通肌の方で1週間に1回、乾燥肌の方で2週間に1回くらいが目安となります。

肌の理想のターンオーバー(=肌の生まれ変わり)は28日周期といわれています。ですが、この周期は20代の平均周期になります。

30代では40日、40代では55日、50代では70日…と、年代によってその周期はどんどん長くなります。

ピーリングはターンオーバーを促進する効果もあります。肌の生まれ変わりを早める手助けをすることで、ハリや弾力の成分であるコラーゲンが生成される効果もあるので、「たるみ毛穴」などにもおすすめです。

開き毛穴には引き締めも大切!

余分な角質を取り去ったあとは、しっかりと保湿成分を補給。そして、毛穴を引き締める効果のある成分もあわせて肌に入れ込みましょう。

手軽なシートマスクなどは、紫外線をたくさん浴びた肌を休めるのにとてもおすすめです。できれば毎晩、欠かさず行うことで肌を確実に柔らかくしてくれます。

また、ビタミンC誘導体やレチノールなどの成分は、開いた毛穴を引き締めキメを整える効果があります。

長年かけて開いた毛穴は、急激に閉じることhありませんが、そのまま放置すると悪化する一方です。

角質や毛穴の汚れを取り去ったあとはそのままにせず、きちんと引き締めることを忘れないでくださいね。

メイクをしながらスキンケアも

スキンケアだけではなく、メイクをしているときでも成分にはこだわりたいものです。最近ではメイクをしながら肌をケアする効果のあるファンデーションなどのベースメイクアイテムも数多く発売されています。

Obagi(オバジ) オバジC セラム(ビタミンC 美容液) ファンデーション オークル20 30g

新品価格
¥3,240から
(2019/8/23 11:19時点)

HAKU 薬用 美白美容液ファンデ オークル20 30g 【医薬部外品】

新品価格
¥4,300から
(2019/8/23 11:20時点)

肌にのっている時間の長いベースメイクアイテムには、とくに成分へのこだわりが欲しいところ。気になる肌トラブルをカバーしながら、毛穴などのケアが同時にできれば一石二鳥ですね。

毛穴引き締め効果のあるビタミンC誘導体配合のメイク下地やリキッドファンデーション、コンシーラーなどのベースメイクアイテムもあわせて活用してみてくださいね。

さいごに

夏の強い紫外線でダメージを受けた肌をそのままの状態で秋冬に突入するのは避けたいところです。

今のうちにしっかりとケアをして肌を整え、これからくる乾燥の季節に備えてくださいね。

山田 麻衣子

43,239 views

【メイク講師、美容のプロを育てる専門家】京都にてメイクスクール『Make-up Atelier Ma*Vie(マヴィ)』を経営。「100人女性がいれば、10...

プロフィール

関連記事一覧