気になる毛穴をなかったことに!メイクのポイントとアイテム選び

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鼻まわりの毛穴、Tゾーンの毛穴、頬の毛穴・・・年代問わず「毛穴の開き」に悩まれている女性は多いものです。もちろん、スキンケアなどのお手入れによって、根本的に毛穴の悩みをが改善されることが理想ですが、メイクによって少しでも目立ちにくくする方法もあります。

少しでも理想の肌に近くことができれば、毎日のメイク時間もよりいっそう楽しくなります。ここでは、「毛穴」に特化したメイクのポイントやアイテム選びについてご紹介したいと思います。

毛穴の種類

ひとくちに「毛穴」といっても、その種類やできる過程はさまざまです。あなたが気になっている毛穴はどんな種類のものでしょうか。

まずは自身の毛穴の原因が何によるものなのかを知ることも美しい肌への第一歩です。

詰まり毛穴

皮膚の上で皮脂や角質が混ざって角栓ができ、黒ずみが生じて毛穴に詰まって目立っている状態です。

開き毛穴

上記の黒ずみの生じた詰まり毛穴の角栓をなんども無理やり取り除き、放置を繰り返すことで、毛穴が閉じなくなり、開いたままになってしまった状態のものです。

また、皮脂分泌の多いオイリー肌の方にも、このタイプが多く見られます。

たるみ毛穴

年齢を重ねるにつれて皮膚がたるみ、頬付近に涙型の毛穴となって現れている状態のものです。頬を引き上げると閉じる毛穴は、大抵たるみによるものになります。

それぞれの毛穴の原因がわかると、それに応じたスキンケア製品もお手入れ方法も選択がしやすくなりますね。まずはしっかりと肌の基礎を整えていきましょう。

毛穴レスなベース作りを

スキンケアがしっかりと行えば、次はベースメイクアイテム選びと使い方です。

メイク下地

ベースメイクの要ともなるメイク下地ですが、さまざまな毛穴の悩みに応えるべく、巷には「毛穴」に特化した下地がたくさん販売されています。

毛穴の凸凹を埋めて、ツルッとなめらかな肌を作ってくれるもの、光の効果によって毛穴を目立たなくさせるもの、しっかりと毛穴そのものをカバーしてくれるものと、それぞれの特性によって、気になる毛穴部分にご使用ください。凸凹をなくして、キメ細やかな肌を作り上げてくれるはずです。

ファンデーション

ファンデーションはアイテム選びもそうですが、そののせ方もポイントがあります。

まずはアイテム選びですが、こちらはあまり油分の多いクリームファンデーションは選ばず、水分と油分が適度に配合されているリキッドファンデーションやクッションファンデーションなどのアイテムのご使用がおすすめです。また、ファンデーションの「毛穴落ち」という言葉がありますが、こちらはのせ方次第で解消できます。

毛穴落ちができる原因は、大抵の方がファンデーションを肌の上で伸ばしたり、すべらせていることで起こってしまう現象なんです。

毛穴の上をすべらせて、のせている様子を想像してみてください。のせた瞬間はキレイでも、時間が経つと毛穴にファンデーションが落ち込んでいきますよね。

はじめの段階でファンデーションをしっかりとお肌に入れ込むようにのせることで、毛穴の凸凹を目立たなくしてくれ、なおかつ毛穴落ちを防ぐこともできます。「ファンデーションは伸ばさず、優しく入れ込む!」コレが鉄則です。

メイクのプロのおすすめファンデーション

ナチュラルに毛穴をカバーしつつ、ツヤも出してくれる以下の2つは特におすすめのファンデーションです。

アディクション ザ グロウ ファンデーション

タン ラディアント タッチ エクラ

コンシーラー

それでも気になる毛穴部分には、コンシーラーを少量毛穴に埋め込むようにして使います。ただし、油分の多いアイテムであるコンシーラーはメイク崩れも引き起こしやすいので、多量に使いすぎは禁物です。

メイクのプロのおすすめコンシーラー

「毛穴を埋める」という点で、リキッドよりも固形タイプのコンシーラーがおすすめです。

クリエイティブコンシーラー EX

RMK スーパーベーシック コンシーラーパクト

ソフトマットコンプリートコンシーラー

パウダー

皮脂吸着効果のあるものや、毛穴などの凸凹をカバーして目立たなくしてくれるものや、光の効果により毛穴をカモフラージュしてくれるもの・・・などがおすすめです。

適度なパール感やパウダーなどは、逆に毛穴を目立たせてしまう原因にもなりえますので、質感選びも、とても重要です。また、粒子の細かい、サラッとした質感のものも、肌をキレイに見せてくれる効果がありますよ。

美肌に見せるハイライトやチーク選び

ハイライトやチークなどのアイテムは、その質感の選び方次第で毛穴をカモフラージュすることも、逆に目立たせてしまうこともあります。

ここ数年のトレンドでもある「ツヤ肌」ですが、パールやラメの粒子の大きさによっては毛穴に入り込み逆に毛穴を目立たせてしまう、という悪循環が起こってしまいます。

せっかくきれいに見せたくて行なっていることも、毛穴が悪目立ちしてしまっては逆効果です。粒子の細かいパール感のものか、または毛穴の気になる部分にはマットタイプのものをご使用ください。

実はマットタイプのハイライトは毛穴を目立たせずツルッと陶器のようになめらかな肌を作り上げる優秀なアイテムなんです。ひとつ持ち歩けば、メイク直しの際にも大活躍してくれること、間違いなしです。

さいごに

毛穴についての悩みは、その種類はさまざまなれど、年代問わずよく耳にします。

見合った毎日のお手入れと、なおかつメイクの錯覚によって、気になる部分が少しでも解消されると本当に嬉しいものですよね。メイクは魔法ですから。

そして、毛穴をカバーしたあとは、しっかりとクレンジングをしてメイクを洗い流すことを忘れずに。メイクによって、皆さまが理想の「肌」を手に入れられますように。

POINT気になる毛穴をメイクでなかったことにするためには、「ファンデーションはのばさず、優しく入れ込む」ことが鉄則です!

根本的に毛穴の悩みを改善するために、ナチュラルエレメンツの毛穴対策美容液を併用するのもおすすめです。

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山田 麻衣子

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【メイク講師、美容のプロを育てる専門家】京都にてメイクスクール『Make-up Atelier Ma*Vie(マヴィ)』を経営。「100人女性がいれば、10...

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