仕上がりが違う!乾燥肌のためのファンデーションの選び方とテクニック
この記事は約 5 分 47 秒で読めます。
乾燥肌の方が意識するべきはスキンケアだけではありません。ファンデーションの選び方、使い方次第で仕上がりが抜群に良くなります。
今回はメイクのプロである元美容部員で、メイク講師の私が乾燥肌のファンデーションのテクニックについてご紹介します。
Contents
乾燥肌に向いているファンデーションは「リキッドファンデーション
乾燥肌はキメが細かく、皮膚の角層が薄いのが特徴になります。皮膚が薄いため、摩擦に弱いので、ファンデーションは摩擦の負担が少ないタイプを選ぶことが大切です。
そして乾燥肌は、肌の水分と油分が不足している状態になります。ファンデーションは、顔料の多い粉タイプのものよりも、水分と油分が多い液体タイプのものがおすすめです。これらのことから、乾燥肌の方に一番おすすめしたいファンデーションは、リキッドファンデーションやクリームファンデーションになります。
また、コンパクト内のスポンジに液体ファンデーションが含んである、クッションファンデーションも使い勝手は違うものの、同じ液体ファンデーションの仲間であるため、こちらも乾燥肌の方におすすめです。
ただし、クッションファンデーションを使う場合は、摩擦に気をつけなければいけません。肌をこすらないように、頬はパッティングをするようにポンポンと優しく広げていきます。
保湿力を高めるリキッドファンデーションの塗り方のカギは「指づかい」
リキッドファンデーションをいざ買っても、思うような仕上がりにならないのなら、それは使い方が間違っているからかもしれません。
リキッドファンデーションをうまく肌にのせるコツは「手をつかうこと」です。乾燥肌は皮膚が薄く摩擦に弱いため、手をつかってファンデーションをのばしてくださいね。
乾燥肌のリキッドファンデーションの正しい塗り方
1)まずは利き手とは逆の手の甲にパール粒1つ分の大きさのリキッドファンデーションをのせます。
2)つぎに手の中指の腹にファンデーションをとり、頬の中央から外側に向けて伸ばします。
3)頬が終わったら、額、鼻、顎にもファンデーションを伸ばします。
4)フェースラインは手に残ったファンデーションをなじませるだけでOKです。
フェースラインまでしっかりとファンデーションを塗ってしまうと、顔全体が同じ色のトーンになってしまうため、立体感がなく平面的に仕上がってしまうので注意してくださいね。
リキッドファンデーションの仕上がりはブラシで決まる
リキッドファンデーションを塗り終えたあと、そのままおしろいをしていませんか?リキッドファンデーションで気をつけたい点が「ムラをなくすこと」です。ファンデーションは丁寧に塗ったつもりでも、必ずムラになる部分ってあるんです。
通常であれば、スポンジで余分なファンデーションを取り去りますが、乾燥肌の方におすすめなのが「パウダーブラシ」です。ブラシにも天然動物毛、人口毛と種類はさまざまありますが、乾燥肌の方には天然動物毛がおすすめ。
そして、天然動物毛の中でも最も柔らかいリスの毛のブラシもおすすめなのですがファンデーションをとりさるのにはコシも必要です。乾燥肌の方に私がおすすめしたいのが、リスの次に毛が柔らかい山羊の毛のブラシになります。山羊の毛のブラシは肌に負担をかけることなく、やさしく余分なファンデーションを取り、綺麗に仕上げてくれます。
【おすすめのパウダーブラシ】
鉄舟コレクション/パウダーブラシ(スーパーゴード/山羊毛) 8,000円(税抜)
プロおすすめのツヤ肌リキッドファンデーション
最後に、わたしがたくさん試した中で、ツヤ感溢れる肌になりたい乾燥肌におすすめしたいファンデーションをご紹介したいと思います。
LUNASOL(ルナソル) グロウイングウォータリーオイルリクイド /30mL 5,000円(税抜)
カラーオイル、ウォータリーグロウオイル、ライトフィットオイルの3つのオイルを配合することで、みずみずしいツヤ肌に導いてくれます。さらに、ハリ感もでるので、年齢が気になる大人の肌におすすめです。
厚塗りにならず、素肌に極上ヴェールをまとったようなお肌に仕上がりますよ。
さらに、このルナソルのリキッドファンデーションを乾燥肌の方におすすめするポイントがもう1つあります。それは、ファンデーションを塗って余分なファンデーションを取り去った後は、上からおしろいで抑える必要がありません。
おしろいを重ねることで、目尻のシワ、ほうれい線のシワが気になることってありますよね。ルナソルのリキッドファンデーションなら、眉、頬など、その後ポイントメイクをする場所以外はおしろい不要なので、部分シワの心配無用です。
乾燥肌だってファンでション次第でツヤ肌になれる!
今回は、乾燥肌の方におすすめしたいファンデーションの選び方とテクニックについてご紹介させていただきました。
もし今、いくらスキンケアを丁寧に頑張ってもメイクをしたら乾燥ジワが気になる…とお悩みなら、一度、ファンデーションを見直してみるのもいいかもしれません。
また、リキッドファンデーションを使っているけど、仕上がりがイマイチ…といった方は、「指づかい」を意識してファンデーションを塗ってみてください。きっと、仕上がりが変わるはずですよ。