乾燥肌さんにおすすめ!クッションファンデーション

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時短で手も汚れず、理想のツヤ感とナチュラルな肌づくりに今や欠かせなくなった「クッションファンデーション」。

毎日忙しい働く女性やママ世代、ツヤ感を希望する年齢を重ねた大人女性まで幅広く支持をされています。

このクッションファンデーション、流行や人気があるトレンドアイテムということだけではなく、乾燥をした肌への保湿対策にも優れていることはご存知ですか。

今回は、そんなクッションファンデーションの特徴やうまく活用するポイントなどをご紹介したいと思います。

クッションファンデーションってなに?

まずは突如として現れたクッションファンデーションって、そもそもなに?という疑問を持った方もいるのではないでしょうか。

クッションファンデーションは、「持ち歩くことができるリキッドファンデーション」といわれています。クッションタイプが発売されるまでは、リキッドファンデーションが主流でしたが、パウダーを重ねることで、もともとのツヤ感が軽減すること、そして持ち歩くことが出来ず、リキッドでのメイク直しも難しいものでした。

クッションファンデーションが出てきたことで、持ち運びが簡単になり、上からのメイク直しが可能になったことで、ここ数年人気の高いツヤ肌を1日キープすることも可能になりました。

乾燥肌にはクッションファンデーション!

「持ち歩くことのできるリキッドファンデーション」とはいわれておりますが、従来のリキッドファンデーションに比べると、水分量も多く、肌をみずみずしい状態に保ってくれます。1年を通じて肌の乾燥が気になる方や、秋冬秋冬などの乾燥が気になる時期などには、クッションファンデーションをうまく活用して、うるおいのあるツヤ肌がつくれるといいですよね。

ただし、水分量が多いとはいっても、やはり通常のスキンケアは必須です。化粧水や美容液、クリームなど、しっかりと保湿を行い肌を整えたうえで使用するのがおすすめです。

また時短アイテムとしては、メイク下地なぢでも使用可能ですが、肌の色味を調整してくれる「コントロールカラー」効果のある下地や、夏場の紫外線予防、そしてよりクッションファンデーションを肌に密着させるなど、手間をかければかける分だけ、より美しい仕上げになります。出来ることなら、メイク下地も併用してくださいね。

クッションファンデーションを上手に活用するには?

クッションファンデーションには、通常のパフよりも薄い専用のパフが付属されています。

パフは二層式の構造になっていて、肌にあたる面とその反対側は液漏れがしないような素材で作られているので、使っていても手が汚れることがありません。

この専用パフに、クッションファンデーションは塗布し、顔の面積の広い部分かつ、顔の中心から外側にむかって、トントンと丁寧に肌に入れ込んでいきます。

このとき、肌の上を滑らせたり、伸ばしたりしないように注意してくださいね。トントンと丁寧に肌に入れ込み、なじませることで、肌への密着を強化してメイクの崩れを防ぐことができます。

順番としては、【頬→額→鼻筋、小鼻まわり→口もと→目のまわり】となります。ただ、顔全体に均一にのせてしまうと、立体感がなくなってしまいます。さらに、ツヤ効果で顔の面積が大きく見えてしまうことも。顔の中心部が一番濃く、外側にむかって徐々に薄くなるようにグラデーションになることを意識してくださいね。

とくに頬の高い部分に色素沈着などのトラブルが気になる方は、いったん顔全体にクッションファンデーションをのせてから、頬のみにさらにもう一度重ねると、沈着部分をカバーしつつ顔に立体感もできて、メリハリのきいた顔立ちになります。

気になる毛穴のカバー効果も!

毛穴部分が気になる場合は、毛穴に対してさまざまな方向からしっかりとファンデーションを入れ込んでください。毛穴の上を滑らせただけの状態は、時間がたつと毛穴落ちを招いてしまいます。丁寧に入れ込むことで、メイク崩れを防いでくれます。

また、通常はクッションファンデーションを使用したときは、「ルースパウダー」などの塗布は必要がないといわれています。

ですが、よく動く目のまわりやベース崩れをしやすい毛穴部分、そして鼻まわりなどの皮脂がでやすい箇所には、パウダーを重ねるほうがいいです。メイク崩れのほかに、アイラインやマスカラが目の下に落ちて真っ黒になってしまうパンダ目にも予防することができます。

また、花粉やアレルギー症状などで、顔のかゆみを感じやすい方、ニキビが出ている部分には、ほこりやアレルゲンが付着しやすくなるので、必ず上からパウダーを重ねることをおすすめします。

うるおいとツヤを醸し出すのに、適度にカバー力もあるクッションファンデーション。ツヤツヤした美肌をつくるさいには、ぜひどの年代の女性にも活用していただきたいアイテムです。ひとつだけ注意したいポイントがパフ。パフは雑菌が繁殖しやすいので、こまめにパフのケアをして、内側から輝く美肌を維持してくださいね。

山田 麻衣子

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【メイク講師、美容のプロを育てる専門家】京都にてメイクスクール『Make-up Atelier Ma*Vie(マヴィ)』を経営。「100人女性がいれば、10...

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