入浴後の乾燥肌を守るコツとは?
この記事は約 4 分 40 秒で読めます。
入浴は肌にうるおいをもたらすと思われがちですが、肌がうるおっているのは入浴直後だけになります。そして、入浴後15分もすると、肌は入浴前より乾燥をしています。
ここでは、入浴後の乾燥した肌を守るコツについてご紹介いたします。
Contents
保湿成分が溶け出している!?入浴直後の肌の状態
42℃以上の熱いお湯に長時間浸かると、角層はふやけて、角質と角質の間にすき間ができている状態に。そのすき間から、角質層の保湿成分が必要以上に溶けだし、肌は乾燥した状態になります。
入浴後の肌の乾燥を防ぐためには、少しぬるいかなと感じるくらいの38~40℃程度のお湯の温度で短い時間が理想的です。入浴するときは、「洗いすぎ」「こすりすぎ」だけではなく、「お湯の温度」「お湯に浸かる」時間にも注意が必要です。
肌を乾燥させないお風呂の理想的な入り方
38~40℃のぬるいお湯、長湯は避ける
入浴後はよく体を拭いて、髪の毛もすぐに乾かす
保湿ケアは入浴後15分以内にする
体の保湿ケアにもセラミド配合のボディケア商品はおすすめです。ボディケアに関する記事もあわせてお読みください。
体の乾燥もセラミドで保湿できる?おすすめセラミドボディケアアイテム5選
肌を乾燥させない体の洗い方
肌を乾燥させないために、お風呂で体を洗うときも注意したい点がいくつかあります。入浴は、美肌、代謝アップ、冷え性改善などに効果があるといわれていますが、間違えた入浴は肌の乾燥の原因になります。
美肌効果を狙うなら、38℃くらいのお湯に15分ほどつかる全身浴がおすすめ。また、乾燥肌の場合、湯船につかるのは2日に1度くらいの割合が理想的です。夜の入浴は、1日の疲れを癒してストレスを解消する効果のほか、その後の快眠につながります。副交感神経を優位にするためにも、ぬるめのお湯に浸かるようにしましょう。
乾燥肌と睡眠にも関係はあります。以下の睡眠に関する記事もぜひご参考にしてみてください。
それでは、肌を乾燥させないための体の洗い方のコツをみていきましょう。
石けんは肌にやさしい固形タイプのものを
液体のボディソープは簡単に泡立てることができるので便利ですが、界面活性剤を多く含んでいるものも多く、肌に強い刺激を与えたり、肌の乾燥を招く場合があります。
お風呂で体を洗うときは、シンプルな成分の固形タイプの石けんがおすすめです。
乾燥肌に長風呂はNG
長時間お風呂に入って汗を流しても、美容やダイエット効果はありません。むしろ、肌のうるおい成分を失い、汗をかきやすい体質になって、あせもなどのトラブルにつながることも。入浴する時間は10~20分程度を目安にするようにしましょう。
体の洗い方のポイント
お風呂に入ったら、まずはお湯で体についたホコリや汚れを洗い流します。その後、皮脂が多い部分のみを石けんで洗うようにしましょう。この方法を基本にして、肌の状態や季節、年齢に応じて調整するようにしてください。
背中や胸の部分
背中や胸は皮脂が多い場所なので、毎日石けんで洗って体の皮脂を落としましょう。
腕や足
腕は足は、石鹸で洗うのは2~3日に1回程度で大丈夫です。
かかとの隠すつのケア方法
角質が溜まりやすい角質は、入浴時はふやけた状態なので削りすぎてしまいがちです。お風呂に入る前の乾いた状態で、角質表面をほんの少し削り取るようにしましょう。
お風呂の後のスキンケアには、3種類のヒト型セラミドを配合したバランシングゲルがおすすめです。たっぷり150gと大容量サイズなので、体のお手入れにもお使いいただくこともできます。