【保存版】自分の肌に合うオールインワンゲルの見つけ方は?
この記事は約 6 分 0 秒で読めます。
A. 自分の肌に合ったオールインワンゲルを選ぶためには、ゲルの色に注目を!
スキンケアが1つで叶うオールインワン化粧品ですが、ここ数年で爆発的に商品数が増えました。
オールインワン化粧品は、化粧水タイプ、乳液タイプ、クリームタイプとさまざまなタイプのものがありますが、ゲルタイプのオールインワン化粧品が主流となっています。
さまざまなオールインワンゲルが発売されていますが、一方で、自分の肌に合うオールインワンゲルがわからないといった方も多いのではないでしょうか?
じつはバランシングゲルも合う人、合わない人がいます。ここでは、自分の肌にあったオールインワンゲルの見つけ方をご紹介したいと思います。
Contents
オールインワンゲルはどうして1本でスキンケアができる?
この理由を解説するためには、まずは化粧品の中身がどのような構造になっているのかを知る必要があります。
まずは、簡単に化粧品の構造についてお話したいと思います。
化粧品の基本的な構造
化粧品の中身は、水溶性成分と油溶性成分を混ぜたものになります。水溶性成分とは、水や水溶性コラーゲンなどの成分をいい、油溶性成分は、スクワランなどの油の成分をいいます。
みなさんご存知のように、油が水をはじくように、水と油は混ざり合うことができません。そこで、水と油を混ぜ合わせる成分として界面活性剤が登場します。
界面活性剤はマイナスのイメージを持たれている成分ですが、最近では植物由来の界面活性剤もあり、水と油を混ぜる大切な役割を担っています。
さらに、化粧品の中身が腐らないようにするための防腐剤などが配合され、「水溶性成分」「油溶性成分」「界面活性剤」「防腐剤」これらが化粧品の基本的な構造になります。
水溶性成分 | 例)BG、アミノ酸、水溶性コラーゲンなど |
油溶性成分 | 例)オリーブ果実オイル、コレステロール、スクワラン |
界面活性剤 | 水溶性成分と油溶性成分を混ぜるための成分 |
防腐剤 | 化粧品が腐らないように品質を維持するための成分 |
化粧水とオールインワンゲルの違い
化粧品には、化粧水に乳液、美容液にクリーム、そしてオールインワンゲルとたくさんのタイプがありますが、基本的に中身の構造は同じです。では、何が違うかというと、それは「水溶性成分」と「油溶性成分」の割合の違いになります。
例えば、化粧品の場合は、水溶性の成分の割合が多いため、テクスチャーも水のようになります。一方、クリームの場合は、水溶性の成分よりも油溶性の成分の割合が多いため、触り心地もリッチなものになります。
このように水溶性成分と油溶性成分の割合の違いで、化粧水、乳液、美容液、クリームとそれそれのアイテムが出来上がります。
自分の肌に合ったオールインワンゲルの見つけ方
それでは、いよいよ自分の肌に合うオールインワンゲルの見つけ方についてご紹介したいと思います。オールインワンゲルは、水溶性成分と油溶性成分の割合を調節して、1つでスキンケアができるようにした化粧品になります。
この水溶性成分と油溶性成分の割合は、各メーカーによって様々ですが、オールインワンゲルの色に着目することで、自分の肌に合うオールインワンゲルを見つけることができます。
オールインワンゲルの色に着目を
オールインワンゲルの場合、ゲルの色が透明に近いほど水溶性成分の割合が多く、ゲルの色が白くなればなるほど油溶性の成分の割合が多くなります。
ということは、水溶性の成分の割合が多い場合、さっぱりとした使い心地、油溶性の成分の割合が多い場合、しっとりとした使い心地になります。
ゲルの色が透明→水溶性成分が多い→さっぱり
ゲルの色が白い→油溶性成分が多い→しっとり
ゲルの色が透明 | テクスチャー:さっぱりとした使い心地 肌質:脂性肌や普通肌(油溶性成分が少ないので) 年代:20代の方 |
ゲルの色が白い | テクスチャー:しっとりとした使い心地 肌質:混合肌や乾燥肌、敏感肌 年代:30代以上の方 |
「オールインワンゲルを使ったら、すぐに肌が乾燥した」という経験がある方は、一度、ゲルの色が白いものを使ってみてもいいかもしれません。
バランシングゲルはどんな肌タイプにおすすめ?
ナチュラルエレメンツでもオールインワン化粧品を取り扱っていますが、こちらもゲルタイプのものになります。
軽いテクスチャーの透明のゲルが多いなか、バランシングゲルのゲルの色は白いのが特徴です。3種類のヒト型セラミドを高配合し肌のバリア機能を高めるオールインワンゲルになります。
オールインワンゲルだと保湿が物足りないと感じる方は、もしかしたらゲルの選び方を間違えているかもしれません。「やっぱり、1本でスキンケアはできないのね…」なんて思わず、ゲルの見直しをしてみてください。