肌が敏感なときは、バランシングゲルを使ってほしい理由
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すでに化粧品のジャンルとして確立され、各メーカーから数多く発売されているオールインワン化粧品ですが、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
「1本でスキンケアができるから便利」といったお声がある一方で、以下のように半信半疑の方が多いのも事実です。
- スキンケアに手を抜いている気がする
- すぐに肌が乾燥して、結局1つでスキンケアができない
- 本当に1つでスキンケアができるの?
だけど、わたしは思うんです。肌の基本的なケアは、シンプルなオールインワン化粧品がベストなのではないだろうか、と。
Contents
敏感肌にオールインワン化粧品がベストだと思う理由
化粧品の構造をご存知でしょうか?
化粧品は、1)水性成分、2)油性成分、3)界面活性剤、4)防腐剤などの品質保持剤(化粧品が腐らないようにするための成分)と、これらの成分から構成されています。
そして、水性成分の割合が多ければ化粧水に、油性成分の割合が多ければクリームにといったように、水性成分と油性成分の比率によって、化粧水、乳液、クリームといったアイテムになります。オールインワン化粧品も構造は同じになります。
しっとり系?さっぱり系?自分に合うオールインワン化粧品の見つけ方
オールインワン化粧品にも、化粧水タイプ、乳液タイプ、ゲルタイプとさまざまなタイプがありますが、ここではゲルタイプの自分の肌に合うオールインワンゲル化粧品の見つけ方についてご紹介したいと思います。
オールインワンゲルの色で判断する
下の写真は、各メーカーのオールインワンゲルの中身を比較したものになります。
同じオールインワンゲルでも、透明~白とさまざまな色があることがわかりますよ。実は、このオールインワンゲルの色で「しっとり系」なのか「さっぱり系」なのかを判断することができます。
オールインワンゲルの色が透明の場合は水性成分が多いさっぱり系、色が白い場合は油性成分が多いしっとり系になります。
透明ゲル → 水性成分が多い → さっぱり系
白いゲル → 油性成分が多い → しっとり系
このようにオールインワンゲルの色で、さっぱり系なのか、しっとり系なのかを判断することができます。
オールインワンゲルを使ってみて、「保湿が物足りない…」と感じたことがある場合、白いゲルを試してみるのもいいかと思います。
肌が敏感なときは、オールインワンゲルでシンプルなスキンケアを
化粧品は、水性成分・油性成分・界面活性剤・品質保持剤で構成されていると話しましたが、本来、界面活性剤や品質保持剤は肌に必要がない成分です。品質保持剤の防腐剤や殺菌剤、酸化防止剤などは、化粧品の品質を保つために必要な成分ですが、一方、肌に負担をかける場合もあります。
肌の調子が良くバリア機能がきちんと働いている状態であれば、これらの成分は問題ありませんが、バリア機能が低下して角層がスカスカの肌が敏感な状態のときは、品質保持剤でさえ、肌に負担を与えます。化粧水、乳液、クリームとアイテムが多くなるごとに、肌に負担をかけていることに。ですから、肌が敏感になっているときこそ、1つでスキンケアができるオールインワンゲルをわたしはおすすめしています。
敏感なときは「保湿」を徹底する
肌が敏感になっているときは、肌のバリア機能が低下しています。バリア機能が働いている肌は左のイラストのように、紫外線や外的刺激を寄せつけませんが、バリア機能が低下している肌は右のイラストのように、紫外線やら外的刺激を受けやすく、スカスカの角層から水分が逃げていき肌は乾燥状態に。
このようにバリア機能が低下して肌が乾燥している場合は、肌をしっかりと保湿をする必要があります。肌を保湿するのに一番効果的なのが、セラミドが配合された化粧品を使うことですが、ここでおすすめしたいのがナチュラルエレメンツのバランシングゲルです。
バランシングゲルは3種類のヒト型セラミドを配合したほか、プロテオグリカンや植物エキスなどの美容成分を1本に凝縮したオールインワンゲルになります。ゲルの色が白いのも特徴で、しっとり系のオールインワンゲルになります。しっとりとした濃厚なゲルが肌をしっかりと包み込み、うるおいを届けます。肌が敏感なときは、バランシングゲルでシンプルな保湿ケアをしてほしいなと思います。