鮭のチーズパン粉焼き パセリソース
【材料】2人分
- 生鮭
- 2切れ
- 粉チーズ
- 大さじ1
- 小麦粉
- 大さじ1
- 溶き卵
- 1/2個分
- パン粉
- 大さじ2
- 塩、こしょう
- 少々
- EXVオリーブオイル
- 大さじ2
- ★パセリソース
- パセリ
- 1/2束
- たまねぎ
- 1/4個
- A:レモン(絞る)
- 大さじ1
- A:EXVオリーブオイル
- 大さじ1
- A:塩
- 少々
- A:白こしょう
- 少々
- ★付け合せ:粉ふきいも
- じゃがいも
- 1個
- 塩
- 小さじ1/4
- 白コショウ
- 少々
- ハーブミックス(乾燥)
- 小さじ1/2
作り方
- 生鮭の皮をはぎ、塩、こしょうをふる。骨を骨抜きで取り除く。
- パセリソースをつくる。パセリ、たまねぎをみじん切りにし、たまねぎは水にさらす。ボールでAとともにあわせ、味をなじませる。
- 【1】の鮭に粉チーズ、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
フライパンにオリーブオイルをしき、中火で熱し、表になる面から鮭を入れ、両面をしっかりと焼く。 - 皿に【3】と付け合せの粉ふきいも(作り方は下にあります)を盛り付け、【2】のパセリソースをかける。
粉ふきいもの作り方
- じゃがいもは皮をむき乱切りにする。鍋にひたひたの水とじゃがいもを入れて蓋をし、串がすっと入るまで茹でる。
- 蓋をずらしながら湯を切り、塩、こしょう、ハーブミックスを加え、蓋をして数回鍋をふる。
チーズとパン粉でさらにさくさくの仕上がりになります。ビタミンCがたっぷりのパセリソースをかけることで、香りもよくさっぱりとしたメニューになります。
ポイント
鮭は身が赤いので、赤身魚と勘違いされやすいですが、じつは白身魚。アスタキサンチンというカロチノイド色素のため、赤く見えるのです。この色素はカロテンの仲間ですが、ビタミンAとしての効果はありません。ただし、活性酸素に対する抗酸化作用があることで知られています。
鮭は、白身魚にしては脂質が100g中4.1gと多めで、この脂質にはIPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。IPAとDHAは、血栓を予防し、血管を拡張する作用があります。また、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らします。なので、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧といった生活習慣病の予防に役立ちます。そして、がんの発生を少なくし、がん細胞の転移を制御したり、抗がん剤の副作用を軽くする作用もあるといわれています。さらに、DHAは、脳や神経組織の機能を支えています。
IPAやDHAを有効に摂取したいなら、脂質を落とさない調理法がおすすめです。例えば、アルミホイルで包む蒸し焼きや、小麦粉をつけて焼くムニエル、揚げ物などがおすすめです。また、粕汁やシチュー、お鍋にするのもおすすめです。